2022年12月24日 15時24分2
妄想するのはタダだから、、、②
12/24/2022
街中のイルミネーションの眩しさに目を擦りながらサンタの格好をしたカラオケのティッシュ配りを横目に通り過ぎて女王様といつものホテル×××号室で待ち合わせ
机に置かれたクリスマスケーキ、シャンパン、ケーキ用にしては大き過ぎる真っ赤な蝋燭
これから痛めつけられる身体を丁寧に洗って、女王様が数メートル先でボンテージを着ている姿を妄想しながらピンヒールの音が聞こえるのを浴室でじっくり待つ
いつものように誰にも言えない性癖を満たし満たされながら、女王様はケーキをひと口食べる
床に落とされた咀嚼後のケーキ
甘いクリームといちごの酸味、かすかに感じる彼女の唾液
ゆっくり、丁寧にそれを味わった後は、彼女の御御足を綺麗にするのが僕の役目
全身が火照っているのをめいっぱい楽しみながら女王様の為にシャンパンを空ける
彼女はそれをグラスに注がなかった
触ったらどうにかなってしまいそうな艶やかな膝下から流れる黄金の泡
真っ赤なペディキュアが塗られた彼女のつま先から滴るシャンパンを僕の口が受け止める
彼女に酔っているのか、シャンパンのせいなのかわからないがきっとこのホテルの誰よりも贅沢なケーキとシャンパンを頂いたに違いない