2025年03月02日 16時57分4
余白のエロス
プレイ中、部屋に響きわたるマゾの「痛い!痛い!」「許してください!」という懇願の言葉とみっともないうめき声。
唐突に手を止めて、こちらが何も発さないでじっと目を見ると、「何か気にさわってしまったのでは」「次は何をされて、俺はどうなってしまうんだろう」とでも考えてるのが、手に取るようにわかる表情のマゾがそこにいる。
この数秒、時には数分間の緊張した静寂が心地よい。
何も言わないのがお前達をとても不安にさせるのを知っているので、わざと私はそれを使う。
私の目線ひとつ、手の動きひとつに支配され、必死に追って次の挙動を考えるお前がたまらないから。
キャンキャンうるさい馬鹿犬が恐れと崇拝で黙るあのひととき!静寂と余白のエロスも、たまにはいいものでしょう?